【週刊!?西武2軍成績】(第11回)「新スタイルの夏!積極打撃で打率急上昇の呉!三振を取らないピッチングで安定の岩尾!」

【週刊!?西武2軍成績】(第11回)「新スタイルの夏!積極打撃で打率急上昇の呉!三振を取らないピッチングで安定の岩尾!」

西武ライオンズの2軍成績を定期的に紹介していくコーナーです。

 前回の更新で紹介した選手からは田村、ファイフが昇格しています!投手の登録もいろいろある夏場、それにより出来た空き枠で野手陣の昇格もありそう!そういう楽しみが出てくる時期です。

今回は8月2日~8月13日までの「9試合」をデータ化して振り返っていきます。

 

ライオンズ打撃陣!

 この期間はチーム打率【.292】をマーク!1軍の大型連勝に合わせて2軍の打撃も一気に活発になりました。相乗効果ってやつですね!期間中のホームランは10本、7月末の段階で79試合で44本のホームランだったことを考えると、この期間中の打撃の勢いがよくわかります。かといって、大味な攻撃ばかりしているかというとそういうわけでもなく、送りバントは9個決めています!

 

 四球を選ばない呉は打率4割越え!

 期間中の打率は【.417】をマーク!そして気になるフォアボールの数は38打席でわずか2つだけでした!四球率にすると5%です。7月前半にまったく打てていないときの四球率は19%もありました。しかし7月後半からフォアボールを選ばなくなると打率が一気に上昇、そして今回の打率をマークするまでになってきました。
 いわゆるクソボールも振っているので、バッティングを強制的に復活させるために今の積極バッティングをしているように感じます。打つ時は打つ!フォアボールを選ぶ時は選ぶ!と、2つのバッティングを使い分けられるようになったら・・・。いろいろ試せる2軍でじっくりやってきた成果がここにきて出てきています!潮崎監督も「1軍の野手陣が固定されているので2軍でじっくり育成できる」とシーズンの最初の方で言っていましたが、その育成方法が成功の気配!呉だけではなく、これから数年後の若手野手陣への期待が一気に高まりました!

 

 木村昇吾は打率5割!

 この期間中は14打数7安打で打率【.500】をマーク!フォアボールも5つ選んでいるので出塁率は【.632】にまで達してしまいました!7月後半の打率が【.182】だったので、この期間のとてつもない好調さがわかると思います。7本すべて単打、打点は0だったことであまり目立ってはいませんが好調さではチーム1だと思います。夏場の疲れを知っているベテランだからこそ、今調子が良いのでしょうか。
 これでシーズン通算打率も【.241】まで上がってきました!どこまで上がっていくのか楽しみです!

 

 斉藤彰吾は打率をさらに上げる!

 前回の更新で「斉藤彰吾のバッティングが変化している!これは8月も楽しみ!」と書いていましたが、その期待に応えてくれて期間中の打率は【.385】、出塁率は【.500】をマーク!良い打撃が続いています。元々、長打力がある選手なので今のバッティングを固めていってアベレージも残せるようになってくると、これまた期待の外野手が登場!という気配です。ただの”好調”で終わらないで欲しい!

 

 永江が魅せる長打力!

 この期間中の打率は【.385】と高いアベレージを残しました。そして、今年の永江のキーワードは”長打力”ということで期間中のホームラン数は4本!2軍のチーム内成績を見ると、愛斗よりもホームラン率は永江の方が高いです!今年の永江の打球はパワプロで例えると”弾道3”みたいに飛んでいきます。守備で注目された選手ですが、本来はこうやって長打を意識したバッティングが本人に合っていたかもしれません!
 シーズンもあと2ヶ月くらい、あとは確実性でアピールしたいところです。守備ではショートバウンドの処理で永江らしからぬミスが多発していましたが、最近はそのミスも少なくなってきて、グラブトスでゲッツーを完成させるなど本来の永江が戻ってきています。

 

 フルスイング戸川!

 この期間中からは外野の守備にもつくようになった戸川、もう手術の影響はだいぶ良くなっているようですね!リハビリ中には筋トレをしまくったということで、その成果が出て打撃も向上しています!
 期間中の打率は【.333】をマーク!相変わらずのフルスイングで三振も多いですが、当たれば鋭い打球が飛んで行くので野手の間を抜けてヒットになっていきます。外国人選手のようなバッティングとでもいいましょうか、一人だけスイングが違います。復帰前も結果は残していましたがここまでの凄さは正直感じていませんでした。ですが、筋トレして体が大きくなって復帰してから凄さを感じます!「これは早めに戸川ユニフォームの購入をせねば・・・」と思うくらいに期待しています!



 

ライオンズ投手陣!

 投手陣に疲れがでてくる時期、大量失点をする試合が多く、期間中のチーム防御率は【4.15】とかなり高くなってしまいました。WHIPはシーズン通算【1.41】よりも良い【1.32】なのですが、痛恨の一発が多く失点に直結してしまいました。若手投手はこの夏を経験しておくのも重要!

 

 三振を取らない岩尾は防御率は改善!

 この期間中はロングリリーフとして4試合で7回ちょっとを投げて1失点!まだフォアボールが多いところがありますが、そのフォアボールがあまり気にならない投球が続いています!岩尾の何が良くなったのかというと「三振を取らなくなった」ことが上げられます。7月前半までは奪三振率が【7.00】と高いのに防御率は散々なものになっていました。しかし、7月後半からは奪三振率が【3.00】に減少しているのに防御率は【1.00】です!
 実際の投球を映像で見ても、今まではストライクからボールになる変化球で空振りを狙っていましたが、最近はストライクからストライクの変化球で打たせています。ここに岩尾が活路を見出したように感じます!先発を経験する中で「球数を少なく投げる」を身に着けたのではないでしょうか!シーズン終了までこのままの安定感を続けて欲しい!

 

 復活の豊田!

 ビックリするほどに調子を崩していた豊田。この期間は3試合に投げて被安打1、無失点と大復活!一安心です!

 

 高い奪三振率の藤原!

 この期間中は5試合に投げて無失点!奪三振率は【14.54】をマーク!8月に入った途端に安定した結果が出るようになりました。元から奪三振率が高い投手ですが、フォアボールを出してクイックになると連打を浴びて・・・という展開がよくありました。この8月は落ち着いて投球できているのかランナーを背負っても無失点で帰ってきています!メンタル的なものが改善されたのか、なにかフォームを少し変えたのか。理由はなんであれ、安定感さえあれば1軍でもやっていける投手、この結果を継続してアピールすることが大事です!

 

 誠は無失点イニング継続中!

 この期間中は3試合に投げて無失点!奪三振率も高く、与四球率も高い、良い意味でも悪い意味でも誠らしい投球をしていました。リリーフ転向後はフォアボールで急に崩れて失点を招いていましたが、今のところ約1ヶ月失点はありません!着実になにか掴みかけている気配です!
 リリーフ転向後は変化球をあえて少なくして投げていましたが、今はどうなのでしょうか?そういう意味でも伸びしろ豊富な選手!成長に期待!

 

 今井達也は快投を見せていたが・・・!

 この期間中の防御率は【1.69】、奪三振率は脅威の【20.25】を記録!シーズン通算でも防御率【2.35】、奪三振率【12.33】で本来のチカラを徐々に見せてくれていました。しかし先日の試合で負傷降板。今日、精密検査の結果が出るようですが・・・。まだまだ高卒1年目、じっくりと体づくりをして欲しいです!ここ数試合で「持っているモノ」は十分に見せてくれました!

 

まとめ

 というわけで、個人成績を見てくと「疲れている選手」と「元気な選手」の明暗がくっきりと分かれた8月前半だったと思います。夏場は難しいですね!
 また、今日の公示でキャッチャーの上本、内野手の渡辺直人が登録を抹消されました。森友哉は確実に昇格だとは思いますが、内野手はもしかしたら・・・なんてちょっと期待もしています。



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