徐々に見えてきた「辻野球」の意図。

徐々に見えてきた「辻野球」の意図。

開幕まであと10日くらい!
メットライフドームでのオープン戦が始まってから辻監督は「勝つ試合をする」と宣言し4勝1敗です。
メットライフドームにくるまでは選手を試す、見極める試合としていたのですが、本気を出してからはガラリと試合の雰囲気が変わっています。

 

今年のライオンズはタッチアップ狙い!?

今年のオープン戦を通じて見えるのは、ゴロでの進塁打、犠牲フライ、積極的な走塁です。
とくに注目するべき「積極的な走塁」というのはランナー1塁、もしくは2塁からのタッチアップの多さです。
去年まではハーフウェイで待っていた打球も、積極的にタッチアップを狙っている印象を受けます。
「微妙なフライはタッチアップ狙い」が徹底されているのでしょうか?




たしかに微妙なフライをハーフウェイで待つのは、よければ2つの進塁を狙えるプレーです。
しかし相手がナイスキャッチをした場合、ハーフウェイでは戻るだけで進塁はできません。
一方、最初からタッチアップ狙いであればナイスキャッチでも進塁、ヒットになっても進塁をすることができます。
野球は統計学のスポーツと言われますが、1年を通して平均にするとタッチアップ狙いの方が多くの進塁をできるのでしょう。

辻監督は走塁に関しては、外野フライでのタッチアップ狙いを徹底しているように見えます。

 

「基本は進塁打狙い」を徹底することで打席での準備ができている

昨日の試合でエンドランのサインが2度出た渡辺直人選手。
その渡辺直人選手は記者へのインタビューに・・・

渡辺は「今日、打線の中で作戦的なサインが出たのは自分だけだった。シーズンでも、監督からはそういう仕事が求められる。そういう意味だと思ってプレーした」とうなずいた。
出典:http://www.nikkansports.com/baseball/news/1795303.html

と答えています。
私はオープン戦を通じて「今年のライオンズ打線は進塁打狙いのバッティングが多いな~」と思って見ています。
クリーンアップを打つメンバーはさすがにそうではありませんが、他を打つバッターにはその傾向が強く感じられます。
進塁打はサインではなく「当たり前のこと」として徹底されているからこそ、難しい作戦は今回のようなエンドランしかでていません。




ここ数年のライオンズはその進塁打が打てず、ランナーが1塁に釘付けされる試合が多い印象を受けました。
今年はちょっと違います、なんだかんだで三塁まで進塁しているケースが多いです。
選手たちは「サインがない」というノープレッシャーの中、当たり前のように進塁打狙いのバッティングをしています。
だからこそホームランを打った田代選手は後のインタビューで「自分の役割はホームランではない」というコメントを残しています。

 

投手継投は明朗会計?

ここ数年、ライオンズファンが不安に思っていたのは「継投」かと思います。
牧田投げすぎじゃない?小石いつまで投げるの?武隈ってずっとこの位置なの?

まだオープン戦では本気継投を見せる試合がないのですが、基本的には回跨ぎをしない継投をしている辻監督。
3月20日の試合でもピンチで野田、武隈がそれぞれ1アウトを取って回跨ぎをせずに交代しています。
オープン戦なので無理な継投をしていないというのもありますが、本気モードに入っているオープン戦、ピンチの場面で「しっかり投手を準備させ登板し無失点にする」というのは期待が持てる投手起用です。
打者に関しても「準備が大事」という辻監督、投手起用も準備段階が重要ですがそれができていると感じられます。
2手先、3手先を読んでいるような采配といえましょうか、そんな雰囲気です。




まとめ

基本的にライオンズに関しては「前向き!ポジティブ!」に考えている私が今年からあえてこのブログを書き始めたのは、辻監督の野球に期待できるからです。
今までもポジティブに試合を見てきましたが、そのポジティブを発信できる野球を感じられたのが今年です。
今年はポジティブに観戦、最終的には最高の結果を残してくれると信じています。

 

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