【週刊!?西武2軍成績】(第7回)「先発転向コンビが結果を出す!愛斗、坂田が好調なバッティング!」

【週刊!?西武2軍成績】(第7回)「先発転向コンビが結果を出す!愛斗、坂田が好調なバッティング!」

西武ライオンズの2軍成績を定期的に紹介していくコーナーです。

前回の更新で紹介した選手からは、岡本洋介・南川・木村昇吾の3選手が1軍に昇格しました!
いろいろ見ていくと懐疑的な感想を書いている方もおられますが、私としては順当に3人が昇格したという感想です。

そんな今回は5月30日から6月8日までの「9試合」の成績をデータ化!紹介していきます!
2試合ほど練習試合などありましたが、そこはカウントしていません。

 

ライオンズ投手陣!

ライオンズの成績としては連敗が続いて厳しい戦いが続く期間でしたが、この9試合は【防御率:3.48】と安定!
シーズン通しての防御率が【3.85】ですので投手陣のがんばり、粘りが出た試合が多かったです。
野手陣の得点につながるエラーが何回かでてしまったので本来であればもっと数字は下がったかもしれません。
この期間での【失点:41】に対して【自責点:29】では・・・。
2軍の主力選手がどんどん1軍へ昇格していく中、とにかく投手陣はよくがんばりました!

 

 先発で結果を残す野田昇吾!

この期間、2軍でもっとも注目すべきは「リリーフ投手の先発転向」でしょう。
その一人が野田昇吾です。野田は2試合に先発して10イニングを投げました。
【WHIP:1.30】とやや高めながら【防御率:0.90】を記録!
先発としての役割を果たしつつ、ピンチではリリーフ時代の経験をうまく活かして抑えました!
とくに注目してほしいのは投球数です!
リリーフ時代は1イニングに22球を投げる苦しいピッチングでしたが、先発に転向すると1イニングで17.4球しか投げていません!
単純計算で1イニングで5球の省エネピッチングです!
言ってしまえば、野田は本来それぐらいの強気の攻めで抑えられるのに、リリーフで深く考えすぎて球数が増えていたということでしょう。
見事に先発転向で自分の本来のピッチングに気づけているような気がします!
1軍に昇格すれば再びリリーフでやるような気もしますが、この経験は絶対に活かせます!
躍進する辻ライオンズの中で隠れて変貌を遂げている野田に期待です!

 

 先発で自分を取り戻した岩尾利弘!

先発転向したのは野田だけではありません。今年は不調が続いていた岩尾も先発に転向しました。
先発では2試合に登板、13イニングを投げて【防御率:2.77】です。
ちょっと高いように思いますが、四死球を一つも出していないのが素晴らしい!
リリーフ時代は【奪三振率:5.52】【WHIP:1.98】と、とても岩尾らしくないピッチングでした。
それが先発では【奪三振率:9.00】【WHIP:1.23】と圧倒的な改善!

良かったときの岩尾を取り戻しています!
2軍で先発をしてた投手が昇格、辻監督の「先発が足りない」という思惑が良い具合に岩尾を救った形です。
岩尾も今年のライオンズの良い波に乗れていけそうです!

 

 6イニングで無失点の松本!

シーズン通算での防御率は【6.00】ながら、この期間では3試合で6イニングに登板し【防御率:0.00】を記録!
練習試合で愛斗に打たれてはしまいましたが、公式戦だけを見ると素晴らしい結果を残しました!
松本も1度だけ先発をやりましたが、そこから投球の内容がグングン良くなっています!
今は基本的に2イニングくらいを投げていますので、いざという時のロングリリーフ要因として活躍が期待されます。
ですが、まだ1イニング当たりの投球数が【19.2】と多いのが気になります。
今年のライオンズは1軍もそうですが、投球数の少なさが1つのポイントとなっています。
結果は無失点でも投球数をどれだけ少なくして無失点に押さえていけるか、松本がレベルアップするにはそこが求められています!

 

 変化を見せる藤原!

この期間は3試合で6イニングを投げて【防御率:1.50】を記録!
シーズン通算でのWHIPが【1.50】という状況で、この期間は【WHIP:1.17】でランナーも出さなくなりました。
ですが【四死球率:6.00】と、ヒットは打たれないけどフォアボールを出してしまいました。ここが改善点です。
この期間中に1試合、スライダーをバシバシとストライクゾーンに投げ込んで抑えていく試合があり、藤原本人も笑顔でした。
この投球が安定してできるようになると貴重な戦力になってくれます!
打たれないんだからストライクに投げちゃえばいいのに、と素人目線で思ってしまいます。
でも、ほんと、あのスライダーはなかなか打たれません!




 

ライオンズ打線!

この期間中、「来週から1軍へ昇格するか?」という1軍レベルの投手と当たることが多かったライオンズ。
それゆえに【チーム打率:.177】と低迷。
まだまだ経験、実力をつけていかなければいけないことを実感しました。
それでも【生還率:28%】というのは、打てなくても進塁打・得点に繋がる打撃、ができつつある証拠のような気がします。
源田を特集した新聞記事にも書いてありましたが、1軍の野手が固定されているので2軍の若獅子をじっくり育成できているらしいです!
数年後を見据えて、1軍と同じような攻撃が出来るまではじっくりと成長を見守りましょう!

 

 安定した打率の愛斗!

他の選手が打率2割以下と打てない中、そのフルスイングで結果を残したのは愛斗!
この期間では【打率:.292】をマーク!1軍レベルの投手相手でも長打を放つなど、そのバッティングをアピール!
ケガから復帰して守備にもつくようになりましたが、そこでも軽快な動き!
まだ浅村のような「1球で仕留める!」というレベルには達していませんが、1.5球で仕留める!レベルにはなっています。
本人もオープン戦で1軍投手と対戦したことで1球で仕留める大切さがわかっているようで、結果を残してもまだまだ満足していません。
向上心があるので2軍でじっくり育成というのも納得してがんばってくれています!
近い将来の中軸バッターです、今年を注目しておくと面白い存在です。

 

 坂田も安定の打撃!

他の選手より打席は少ないものの、この期間で【打率:.294】をマーク!
2塁打も打ててフォアボールもしっかり選べる。安定した結果を残してくれました。
ですが、1軍の今の状況を考えると走攻守の3つが揃っていないといけません。
足の状態がまだ完全ではない坂田にとっては打撃で強烈なアピールをするしかありません!
それがホームランだと思うのですがまだ打てていません。
高いレベルでの結果を残しているのですが、あともう少しのアピール!あと少し!!

 

 支配下登録、昇格した木村昇吾!

この期間で22打席に立った木村昇吾は【打率:2.78】をマーク!
シーズン通算での打率が2割ちょっとですので、ここ最近で急に調子を上げてきたことがわかります!
打球の方向も良かったので、中村剛也の負傷という緊急事態での昇格は納得でした。
2軍の若手を無理して昇格させる状況でもなく、呉もデッドボールで負傷していたので木村昇吾に白羽の矢が立ちました。
ベテランならではの使われ方と言いますか、うまい具合に調子を上げてきてくれた存在です!

 

まとめ

1軍の好調さを支えていたのは、2軍から昇格していった選手だと思います。
今現在1軍で活躍できる選手がほぼ昇格していったので、これから2軍の育成力が本格的に求められる時期になります!
そんな中、先発転向で結果を残したり、打席でも明らかに雰囲気が変わってきている選手が増えてきました。
シーズンはまだ半分もきていませんが2軍には楽しみな選手がいっぱいです!

 

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